矯正歯科と審美歯科の違いとは

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矯正歯科と審美歯科の違いとは美容目的のために歯列矯正を考えている方にとっては、歯並び治療も審美目的になります。ただ、いわゆる審美歯科と矯正歯科では取り扱う内容が大きく異なっていて、必要な技術もまったく違います。そもそも、治療に際しての大前提が大きく違うということを認識しておく必要があります。矯正歯科での治療は長期間かけて行うことが通常ですが、審美歯科では1年や2年などの期間をかけることはまずありません。最短距離で歯の美しさを目指します。

矯正歯科で大前提にすることは自然の歯を活かすことです。歯に負荷をかけて、正しい位置に導く治療を行うのが矯正歯科です。対して審美歯科では美しい口元を実現するために傷んで黒ずんでしまった歯は抜いてしまったり、削ってしまったりします。抜いた場合は差し歯を施しますし、削った場合はセラミックなどで被せ物をして、とにかく口元が美しくなるように施すことになります。ですから、実は歯列矯正だけでは自身がイメージしている口元にならないこともあります。


ケースとして多いのは、その歯並びを長い間放置してしまっていたため、歯が不自然に重なっている部分の虫歯が進行していることです。歯並びを適正にした結果、そのような虫歯によって生じた黒ずみなどがかえって目立ってしまったという例もあります。つまり、審美目的の歯列矯正であれば、あらかじめホワイトニングなどの歯を美しくする治療も念頭に入れておくことが必要になることもあります。歯科によっては矯正と審美、両方取り扱っている場合もあります。