見えない矯正のメリットとデメリット

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見えない矯正を希望される方はほとんどの人が見た目の問題を気にして他人に気付かれない矯正を求めているのだと思います。見えない矯正で使用される矯正器具は、全て裏側に設置されるため外側から見てもわからないというカラクリなのですが、他にもメリットがあることをご存知でしょうか。


実は歯の構造上、歯の表側と裏側ではエナメル質の厚みが違い、歯の裏側は表側より三倍も厚みのあるエナメル質に守られています。裏側に矯正装置をつけることで、虫歯になる可能性が4分の1になるという結果がでているのです。矯正は長い時間が必要なので、その間ずっとつけている矯正装置が原因で歯磨きがしづらく、虫歯になることがあります。

もちろん裏側につけても歯磨きをさぼれば虫歯になってしまうわけですが、表側より虫歯にならないように耐えてくれる力が三倍もあるということです。せっかく矯正をして歯並びが綺麗になっても、歯自体がぼろぼろでは意味がないので、このメリットは大きいといえます。では見えない矯正のデメリットとはなんでしょうか。


一昔前は「喋り辛い」「矯正装置があたって痛い」などのデメリットがあったようですが、今はかなり改良された形の矯正装置がでています。慣れるまでは少々話し辛いこともあるかもしれませんが、治療中ずっと続くことではないので、そんなに気にすることもないでしょう。痛みについても、なるべく舌や頬にあたらないように改良された形の矯正器具がでています。頬の内側や舌にあたって痛む場合は、一週間ほどで痛みがひいてくる場合が多いので少し様子をみてみましょう。表側に装置をつけるか裏側につけて見えない矯正にするか迷ってる方は、一度矯正歯科に出向いて診察してもらえば詳しく相談に乗ってもらえます。